彩 diary

再婚した元シングルファザーの成長日記

【シンボルツリー人気No.1】 シマトネリコの育て方

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我が家のシンボルツリーはシマトネリコにしました。

理由は「見た目が好き」だったからです(笑)

こんな感じです↓

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株立ち樹形で、風で葉がなびく時に擦れあう音も涼し気だったので、いいなと思いました♪

また、新築のお家ではシンボルツリーとして一番シマトネリコを使っているというデータ(参考http://www.rikcorp.jp/contents/syokusai11/)もあった為、センスを疑われる心配も少なかったので(笑)

 庭へ植えるにあたり、色々と調べてみたので綴りたいと思います。  

 

 

まず結論ですが、

 

①水はけのよい土  

②毎年2月頃に緩効性の有機肥料を与える 

③日当たりの良い所に植える

 

この3点を守れば、問題なく育つようです。

知識として「根の広がる幅まで枝が広がる為、近くに水道配管等あれば注意が必要!」という事を知っていれば、よっぽど大丈夫だと思います。

 

 

それでは詳しく見ていきます。    

 

 

 

 

概要

シンボルツリーとして人気の理由 

洋風の庭でも和風の庭でもマッチし、丈夫+安価、小さな葉が密に生える為、見栄えもし、更には爽やかな印象を与える木の為、人気があるようです♪

これだけ聞くといい事尽くしですね(^.^) 

 

では逆に、減点ポイントはあるのか?  

 

 

減点ポイント 

成長が早く、大きくなりすぎるという点です。

シマトネリコはとても丈夫で育てやすい反面、生長が早く、剪定をしないで放置していくと、植え付け数年で2階の高さくらいまでに生長します。

植え付けしたら早い段階から定期的に剪定をした方が良さそうです。  

 

 

 名前の由来

シマトネリコ」の「トネリコ」は、「戸に塗る木」が語源らしいです。

昔はトネリコの樹皮につくイボタロウムシの分泌する蝋物質を敷居などの溝に塗って、戸のすべりを良くしたことから、こう名付けられたそうです。

シマトネリコ」は「沖縄などの島に自生するトネリコ」という意味です。      

 

 

育て方 

 

環境(日当たり・気温)

日当たりのよい場所から明るい日陰でも育ちますが、明るいほうがよく育ちます。

潮風には強いらしいのですが、寒さにはあまり強くなく暖地向きです。

-3℃までは耐えられるそうです。

数年育っている場所でも、強い寒波に襲われると、多くの葉を落とし株が枯死することもあり、-5℃まで気温が下がると枯れる可能性が高くなります。

 

 

根っこ・枝の伸び方

庭植えでは根づくと急速に枝の伸びが良くなります。

根っこは、枝の広がり具合と同じくらい伸びています。

近くに水道配管などのライフラインがある所は注意が必要です。

ただ、シマトネリコの根っこは「コンクリートを突き抜けて」などの破壊的な強さは無く、「自然に身を任せて伸びる」為、根っこの伸びていく先に家の基礎やコンクリートがあった場合は、その基礎やコンクリートに沿って伸びていきます。

なので、そこまで神経質になる心配はありませんが、枝の伸び具合など、成長を制限したい時はコンクリート鉢ごと埋め込んでしまっても良いかもしれません。

私は「防草シート」で代用しました!(本当は防根シートの方がいいのかもしれませんが・・・)

参考までにイメージ図を載せておきます。f:id:ymk111:20200204145804p:plain

 

 

 

 

水やり

鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水をやります。

庭植えで植えつけて2年以上たつ株は、特に水やりの必要はありません。  

 

 

肥料

庭植えは、2月ごろに寒肥(※)として有機質肥料を株元の周辺に埋めておけば、そのほかは必要ありません。我が家は「油かす」を使っています(^.^)

鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。

 

(※「寒肥」・・・「かんごえ」「かんぴ」と呼びます。
寒肥は12月から2月の寒い時期に植物に与える肥料なのでそう呼ばれています。)

 

 

  ≪寒肥が必要な理由≫
寒い時期に、植物の生長はほとんどありませんが、この時期の肥料は土の中で植物が吸収されやすい形に変わり、春の生長期に効き目を表す肥料となります。
この寒肥をするかしないかで、その年の成長を左右します!!

 

 

 害虫・病気

カブトムシによる食害、また、主に8月頃にハマキムシ、シマケンモンの糞被害があるようです。

 

 用土(鉢植え)

水はけが良い土を好みます。

赤玉土(中粒)2に対し完熟腐葉土または樹皮堆肥1を混ぜたものなどを使います。私の場合は、手っ取り早くカインズホームに売っていた「シンボルツリーの土」を使いました(;´∀`) 

 

 

植えつけ、 植え替え

移植も含め、本来は4月が適期です。私の場合は、早く植えたかったので2月に植え付けしました(;・∀・)庭植え、鉢植えともに、植えつけや植え替えるときに、植え穴または鉢底に有機質肥料か緩効性化成肥料を寒肥として施します。 

 

 

 増やし方 <さし木>

活着率は高くありませんが、6月から7月に長さ10cmほどの穂木をとり、水あげしてから清潔な土にさします。さし木後は直射日光を避けた明るい場所で、空気穴をあけた透明ビニールで覆い、湿度を保ちます。



メンテナンス <剪定>

枝の伸びが良いので、真冬を除き必要に応じて随時切り戻します。

剪定する位置は枝が分枝している場所で、長い枝を間引くか、若い芽のある場所で芽を残すように切り戻します。

枝先に花が咲くので、開花期前の剪定は必要最小限に留めておくのが良さそうです。

 

 

終わりに・・・

私は、シンボルツリーの選定には悩みました。実物を見た事が無い状態で、インターネットに出回っている写真で選んでいたからです。

例えば、シマトネリコの他に

ヤマボウシ、シャラ、ソヨゴ、オリーブなどです。

写真で見る限りではどれも素敵に見え、どれも良く思いました(^.^)

しかし実際にホームセンターや造園屋さんに行って実物を見てみると

葉っぱの質や見た目、常葉樹や落葉樹の違いなど実際に見て気づくことが沢山ありました。なので、写真だけでなく、実際に現物を見て決める事をおすすめします!!

家の外観や、どんな庭かにもよってマッチするシンボルツリーは違うと思うので、一概にシマトネリコがいいとは言い切れません。ただ、私は結果的にシマトネリコにして良かったと思っています♪ 

 

 

 

 

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