彩 diary

再婚した元シングルファザーの成長日記

シングルファザーの心情【本当の辛さ】

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私がシングルファザーの時、一番苦労したのは「気持ちの維持」です。

パートナーがいないと、それだけで不安になります。

 

このまま自分は独りなのか・・・

このままこの子達にはお母さんはいなくていいのだろうか・・・

 

ふとした瞬間に思いました。

そればかりが頭をよぎり、食べ物ものどを通らなくなってしまった事もあります。

また、そんな時は頭も働きません。

色々したいのに、気持ちばかりが焦ってしまい、できずに終わる。その悪循環。

多分心療内科を受診すれば「うつ病」と診断されてもおかしくなかったと思います(;´∀`)

 

そんな状況を脱せられたのは、言うまでもなく、今の妻のおかげです。

妻と出会って、人間不信でもあった私が、妻の一途さに魅せられ、現在に至ります。

妻には本当に感謝しています。

 

 

 

シングル世帯の事を少し見ていきたいと思います。

 

2016年の統計ですが、ひとり親世帯数は母子・父子合わせて141.9万世帯あります。

 

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出典:男女共同参画局 HPより

私の嘆きは、その内の1世帯の声と思って頂ければ幸いです。

 

これだけひとり親世帯がいるので、コミュニティもそれなりに充実してきていると思います。

ツイッターなどのSNSでも、「ひとり親のコミュニティ」などもあります。

そういうコミュニティに参加すれば、繋がりも広がり、寂しさは薄れるのかもしれません。

ただ、私はツイッターをやっていませんでしたので

そういった交流も特になく、考えれば考えるほど、心配が膨らむ。そんな交流の狭いシングルライフを送っていました(;´∀`)

 

 

しかし、私は周りに本当に恵まれていました。

 

会社からも、子供のお友達家族からも・・・

更に、養育費も貰えていたので、ひとり親の中でも恵まれた環境にいたと思います。

この統計は2016年に取られているので、私もこの中の「1」になるはずです。

 

父子世帯 18.7万世帯 で、その内養育費を受けていたので

3.2%(5,984世帯)の内の「1世帯」が私です。

 

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出典:男女共同参画局 HPより

 

そんな恵まれた状態の私も、心は寂しかったです。

周りに本音で話せる友人もいない。

子供の相談も、ママ友にするにしても

あくまで異性なので、しづらい。

この先の漠然とした不安に押しつぶされそうになったことも何度もあります。

本当に弱い人間です。

 

 

心理面だけで私は崩壊しそうでした。

しかし、心理面と経済面、共に苦しんでいる世帯の方が圧倒的に多いと思います。

 

 

ちなみに、今まで仮に就労経験が無く、いきなりシングルとなって、子供を自分一人の力で育てることになったとしても、

就業訓練自立支援事業などの就業支援を、国や都道府県、自治体が主となって行ってくれています。

また、これに付随して自立支援教育訓練給付高等職業訓練促進給付金といった給付金制度があります。

(妻もこの高等職業訓練促進給付金を利用して資格を取得しています。)

 

とはいえ、シングルになると世帯収入は減ることは、大抵の方に当てはまることだと思います。

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出典:厚生労働省雇用均等・児童家庭局家庭福祉課 「ひとり親家庭の支援について」

 

 

元々夫婦の収入合計から、自分一人の収入合計になったら

そりゃ下がりますよね(;´∀`)

相手が家にお金を入れないような人でなければ、下がるのは必然的です。

 

 

 

就労の割合ですが、

母子家庭・・・正規の職員・従業員 39% 、パート・アルバイト 47%

父子家庭・・・正規の職員・従業員 67% 、パート・アルバイト 8%

生活保護受給者 母子・父子 共に約10%

※統計の出典:厚労省ひとり親家庭の支援について」より引用

 

 

住む場所にしても、離婚直後に市営・県営住宅に住める人というのは少ないと思います。

市営・県営住宅などは、恐らく抽選や順番待ちといった地域が多いのではないでしょうか。

そうなると、最初は相場のアパ―ト代などがかかりますし

引っ越すにしても引っ越し費用が掛かります。

そうこうしている内に、離婚時の貯金も減っていきます。

 

しっかりと働いていたとしても、シングルになると

子供の急な発熱だったり、インフルエンザ等の感染時、また、学童の集まり等、

仕事を休まざるを得ない事は幾度となくあります。

 

すると、収入が大幅に減る月も出てしまいます。

「収入-支出」でマイナスが続けば、経済的にも厳しくなっていきます。

 

仮に正社員だったとしても「解雇されるかも」といった心配も付きまといます。

 

そんな経済面での心配が心理的な不安・寂しさと合わさったら

子供に当たってしまいたくなる日もあることと思います。

 

仮に子供に当たってしまった時は

「なんてことをしてしまったんだ・・・自分は弱い人間。生きていない方がいいのでは・・・」

なんて思う時もあると思います。

 

そんな時は、

「子供にとっては、あなたが生きてくれているだけで、あなたの存在はヒーローだよ」

と声をかけてあげたいと思います。

 

何様だよ!!と突っ込まれるかもしれませんが

私はそう言葉をかけて欲しかったです。

 

今はリサイクルショップなどで、安価でキレイな服も購入できます。

私もよく「1枚100円!」といったセールの時に子供服を調達していました(笑)

なので、外見で経済面を測ることは難しくなってきていると思います。

 

あくまで「私は」ですが、

シングルでの本当の辛さは、そんな外には表れにくい内面に、それも根深く隠れているのかなと思っています。

 

 

 

 

【10歳の壁】息子との接し方(小さな反抗期) 

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わたし

ゲームばっかりやってないで勉強しなさい!

 

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長男

えー面倒くさい

 

 

 

長男(小5、10歳)ですが

最近「反抗期?」と思われる言動が目立ちます(^_^;)

 

何かと文句が多いです(笑)

 

たまに見かける「10歳の壁」と言うやつでしょうか・・・

 

接し方に悩みます(;´∀`)!

この時期の状態を知ることで、多少は接し方がわかるようになるといいなと思い

調べてみることにします。

 

 

 

 

10歳の壁とは何か

 

「10歳の壁」とは

小学3・4年生になった子供たちがぶつかる学習面でのつまづきや

精神的に不安定になりがちな、この時期特有の反抗的な態度などを差す言葉

です。

10歳前後は、体も心も急激に変化していく時期なのです。

 

 

親はどう接すれば良いか

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結論:ルールに縛り付けず、きちんと自分で決められるように接する

 

です。

早稲田大学教育学部教授でアンガーマネジメントの専門家でもある本田恵子先生は、この時期の反抗期について、次のように述べています。

 

『これはさまざまな試行錯誤をして創造力が伸びる時期だからこそ出てくる反抗期です。

この時期にはルールで縛りつけ過ぎないように注意しなければなりません。

「こうしたほうがいいよ」と親の理想を押しつけると、お手本どおりの解答はできるけど、独自性がない子どもに育ってしまうからです。

「もう10歳」とはいえ、まだまだ子ども。

その言動を見ていると、危なっかしくてつい口出ししたくなりますよね。

しかし、この時期の子どもは、思い切り自由にさせてあげると創造力や個性が伸びます。

それは、「子どもは親の思い通りには育たない」ことが明白だから。

誰しも、自分の子どもには「こうなってほしい」という願望を抱いてしまいますが、

ほとんどの場合、子どもは意外な個性を発揮して親を驚かせます。

だからこそ、この時期に、きちんと『自分で決められる』子どもに育てることを重視すべきなのです

また、たとえ反抗期がなくても、不安になる必要はありません。それは子どもの欲求を親が上手に受け止めている証拠なのです。』

 

この時期は特に、子供が反抗してもしなくても、「ひとりの人格をもつ人間」として向き合うことが大切なのですね(*´ω`)

 

 

 

効果的な接し方 4選

 

10歳頃になると、「他者意識」が発達し、他人との比較を通じて自分を認識するようになる為、子供の自己評価や自尊心が低下してしまうらしいです。

嫉妬などのネガティブな感情も生まれ、気に入らない相手を無視したり、その人について悪い噂を流したり、といった「関係性攻撃」に繋がってしまう場合もあるそうです。

しかし、このネガティブな感情は決して悪い事ではありません。

成長過程には必要な感情なのです。

そこで親が注意しなければならない事は、

余計な口出しをしたり、傷つかないように先回りして守ったりするのではなく、「今はこういう時期なんだ」と見守ってあげる事が大事です。

その上で、次のように接すると効果的だそうです。

 

 

【1つ目】 褒める!

他社との比較によって自己評価や自尊心が低下してしまった子には

「自己肯定感の育成」を行なう事が良いそうです。

 

”多少大げさに”

”具体的に”

 

褒めると、自信を取り戻せるそうです♪

 

 

【2つ目】 家事を手伝ってもらう

お手伝いをしてもらって褒める場面を沢山作ることで、「家族の役に立てた」と実感し、自己肯定感が養われます。

ちなみに・・・

成功する人ほどアノ体験が早い説【親はむしろ推奨すべき】

一石二鳥ですね(笑)

 

 

 

【3つ目】 体験する機会を増やす

子供の自己肯定感を強くするには、キャンプなどの自然体験が良いそうです。

自然体験が豊富な子ほど、「勉強は得意なほうだ」「今の自分が好きだ」と考える傾向があるそうです(^.^)

 

 

【4つ目】 本を読む機会を増やす

本を読むことで、想像力が鍛えられます。

また、内容によっては「友情の大切さ」や「因果応報」など、抽象的な教訓が含まれています。

読書することで、他者への共感力や抽象的な物事への理解が深まり、人間関係の問題に直面しても自分で対処できる域が広まります。

 

 

絶対に言ってはいけないフレーズ

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小学校4年生くらいから学校の勉強は一気に難しくなり、それまで「何となく理解していた子」は、非常に困難な状況に陥ります。

勉強が難しくなることで自信が失われ、同級生と比較して劣等感が芽生えてしまうと、自己肯定感の低下にも繋がってしまいます。

お子さんが劣等感や自己否定感で悲しい思いをしている時に、

気持ちに寄り添った言葉をかけ、子供を安心させてあげることが大切です。

 

ケース①

テストで前回が50点。今回が65点だったケース

 

【NG回答】

お兄ちゃんはいつも○○点だったよ

 

他の兄妹やお友達と比較してしまうと、子供の自尊心を傷つけてしまいます。

比較するのは「過去の自分(その子自身)」にした方が◎です。

 

【OK回答】

前よりも15点も上がったね!!

 

 

ケース②

人前で発表する時、緊張で頭が真っ白になってしまい、黙ってしまったケース

 

【NG回答】

ダメね~

 

子供が失敗した時に頭ごなしに叱るのはNGです。

親自身の失敗談をしてあげると、「あ、失敗してもいいんだ♪」と

失敗を恐れずにチャレンジする力が育まれるそうです。

 

【OK回答】

パパも同じような失敗しちゃうよ

 

 

 

<褒めない・怒らない> アドラー式子育て

褒めない・怒らない「アドラー式子育て

アドラー式子育てでは、「勇気づけ」という技法を用いて、子供に「困難を克服する力」を与えることを目指します。

アドラー式子育てでは、子どもの人格や性格は10歳頃までに形成させると考えられています。

その為、10歳前後の関わり方が特に重要視されています。

「勇気づけ」とは、子どもが何かしてくれたときに「えらいね」「すごいね」と褒めるのではなく、

「ありがとう」「嬉しいな」などの気持ちを伝えるようにすることです。

 

そうすると、子供は気分が良くなり 自分の意思で 相手を喜ばせるような行動をとるようになるそうです。

子供を褒めることは大事ですが、その「褒め方」には注意が必要です。

些細なことで頻繁に褒めていると、その状況が当たり前になってしまい、褒められない状況に不安を覚えるようになってしまうことがあるそうです

更に、褒めてもらう為に「大人はどう思うか」を基準に行動するようにもなってしまいます。

インスタグラムの「いいね」欲しさに写真映えのするスポットに旅行に行くのと同じような現象でしょうか。

目的が、本来の目的とはズレてしまっていますよね(;´∀`)

褒める事よりも、勇気づけする方が、本人の為になるのかもしれません。

 

 

 

最後に・・・

 

息子の「10歳の壁」らしき状況。

自己肯定感が失われがちな時期だからこそ、息子自身が、自分で自己肯定感を手に入れられるよう、時には褒め、時には勇気づけ、広い心で見守っていきたいと思います。

自分で壁を乗り越える力が身につくことで、大きな飛躍に繋がることを信じて・・・。

 

 

 

 

決断力のない大人にならない為に。【子どもの頃の○○が原因】

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突然ですが質問です。

 

「今夜のおかず何にする?」

 

と聞かれた時、「何でもいい」と答えたことはありませんか?

 

ちなみに私はしょっちゅうです(笑)

 

 

これはほんの些細な内容ですが

もしこれが大学選びや就職活動、引っ越し等、自分の人生を左右する決断だった場合どうでしょうか。

 

もっと言えば、仕事で何かを承認するかどうかを委ねられた時

すぐに回答できますでしょうか?

 

これは「意思決定力があるかないか」という質問です。

この意思決定力は、子供の頃に

自分で自分のことを、どれだけ選択してきたか

という経験量が関係していると言われています。

 

もし意思決定力が弱いと思った方は

子供の頃、「言われたとおりにしないと怒られる」「言われたことを従順に守る方が良いとして育った」などの経験はありませんか?

 

子供の "自分で選ぶ力" を、親や外部が知らず知らずに奪ってきた結果、自分自身で決断が下せない人間を構築させてしまったのだと思います。

 

【関連記事:従順な子はダメ? これからの時代、自由な子が勝る理由とは - 彩 diary

 

 

「自分は何をやりたいのか」

「どんな大人になりたいのか」

 

そんな事を考えられる子供時代を過ごせれば

きっと自分の将来にも真剣になれると思います。

そして親は、その子供の考えを決して潰してはいけません。

その考えを実行できるように、最低限の環境を作ってあげればいいのです。

 

 

意志決定力を養う為には、子供の頃から「自分で判断する習慣」を身に付ければ

大人になっても意思決定力のある人間になれると言われています。

 

小さい頃からの決断するトレーニングが大切

 

 

ちなみに・・・

 

ドイツの大学が行なった研究結果によると、

子供の頃に「決められたスケジュールの中で遊んでいた」と答えた人たちよりも、

「自由に遊んでいた」「自分の好きなことをして過ごした」と答えた人たちの方が、

大人になって社会的に大きく成功している傾向が高いことがわかったそうです。

つまり、子供の頃に

“自分で” 遊び方や時間の使い方を決める習慣があった人の方が、

社会的なステータスや仕事の満足度、また交友関係の豊かさなどの数値が高かったのです。

 

 

 

 

小さい頃からの決断するトレーニング方法【方法①~④】

 

【方法①】 「何でもいい」「どっちでもいい」は禁句

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例えば「夕飯何がいい?」「今日の服はどれにする?」「水と麦茶どっちがいい?」

など、日常生活のささいな事を、「何でもいい」「どっちでもいい」として流すのではなく、逐一自分で決める癖を付けます。

この意思決定力の練習は、一日の生活の中で、何度もチャンスが訪れます。

 

「何でもいい」「どっちでもいい」を1日の中で3回言ったら罰ゲーム

 

などと、楽しみながら取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

【方法②】 3歳くらいまでの子には、2択で聞いてみる

 

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子供は大体2歳になる頃には、2つの選択肢の中から1つを選択することができるようになるそうです。

なので、小さな子どもには「今日の夜ごはん、なにがいい?」ではなく、

「今日の夜ごはん、ハンバーグとカレーライス、どっちがいい?」

と聞くようにすると、スムーズに答えることができ、決断力を養う訓練になります。

4歳くらいになると、4つの選択肢の中から1つを選べるまでに成長するようなので、

子供の意思決定能力の成長過程を見ながら、選択肢を増やしていくと良さそうです。

 

 

【方法③】 具体的な条件を伝える

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子供がなかなか決断できないのは

「頭の中で決断する材料が整理しきれていない場合がある」

そうです。

そんな時は、親が判断の材料になる条件を具体的に伝えてあげるといいそうです。

例えば、子供に「今日の夜ご飯、冷やし中華か温かいラーメンどっちがいい?今日は暑くなるみたいだよ」と聞くと「暑くなるなら冷やし中華!」と、その条件を基に自分で考えて決断できます。

 

 

【方法④】 どうしても判断できなければ消去法を使う

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どうしても決めることが苦手な子もいますよね。俗に言う優柔不断です。

「何がいい?」と聞くと悩んでしまいますが、

逆に「心が動かない方や、嫌いなのは?」と聞くと

結構すぐに答えられることもあるそうです。

 

レストランで沢山のメニューの中から選ぶ時、苦手なものを最初から除外して選択肢を減らす。

学校の宿題が複数あるのなら「どれを今したくないか」といった言葉がけをする。

など、親の掛け声を工夫すると、決断を促すことに繋がります。

 

 

 

【対策】 子供が判断を間違えていた場合

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子供が自分で決断することは嬉しいですが、仮にその判断が明らかに間違っていいたり、思い込みや先入観による浅い判断だったりした場合、親はどのように本人に伝えれば良いのでしょうか。

 

ここで大事なのは「え、なんで・・・」という顔をしないことです。

 

親の考えと違っていても、まずは受け止めて

「なるほど。そういうアイデアもあるね。」

と頷いてあげることが大切です。

 

その上で、かけてあげる言葉は、次のようなものが良いそうです。

 

「こういうことが起こる可能性はない?」

「もしこうなったらどうする?」

 

などです。

本来、子どもは持っている情報が少なく、選択肢も少ないものです。

そこで親ができるのは、子供の力だけでは集めきれない情報を提案することです。

大人として、可能なかぎりの選択肢を提示することで、子どもの世界観を広げるサポートができると思います。

 

 

最後に・・・

 

親が子供に「○○をしなさい」「毎回やる時には親に聞きなさい」など、行動を制限する言葉をかけ続けてしまうと、子供は「毎回聞くのも面倒だし、勝手に決めて~」と親に丸投げになってしまいます。

親が決めたルールはあくまで親の価値観でしかありません。

親の価値観だけで縛り付けてしまうと、親以下の価値観でしか育ちません。

子供にはのびのびと、興味のあることに打ち込める環境を作っていきたいと思います。

(理想論ですが・・(^_^;))

 

 

 

 

 

「お金」の授業がない理由 【とても残念なお話】

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謎の先生

子供の頃、学校の授業で「お金の勉強」はありましたか?

 

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わたし

ん~ 覚えていません!!

 

みなさんは子供の頃、学校でお金の授業を受けた記憶はありますか?

私が受けたのは、社会の授業で

国債などが絡んでくる内容だけだったように思います。

(単に忘れているだけかもしれませんが(^_^;))

 

その授業も、日本銀行やら国債やら

日常生活と馴染みがあまり無かった為

「へぇ~」くらいにしか捉えてなく

あまり「お金」について学んでいるという実感がありませんでした。

 

生きていくうえで、最も重要と思われる「お金」。

数学Ⅲや数学Cを学ぶより、よっぽど大事なことのように思えます。

(日常や仕事等に、数学Ⅲ・Cの知識を活かしている方、ごめんなさい。)

 

 

ではなぜ、この「お金」について

ガッツリ時間を割いて学ばないのか。

それには国の方針が関係しているそうです。

 

 

 

 

 

 

国民はお金にバカになれ

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国は銀行などの金融機関からお金を借りています。

そしてそれは、私たち国民が銀行等に預けたお金です。

つまり、 「国は金融機関を通して、国民から間接的に借金をしている」のです。

 

国がこのように、「借金」をせざるを得ないのは

日本の財政が相当悪い状態だからです。

借金をしないと、国家を運営できない状態という事です。

 

その為、国は借入先である金融機関にお金が常にある状態を作りたいと考えます。

言い換えると、国民には、金融機関にお金を預けてもらう必要があります。

 

仮に金融機関のお金が無くなってしまうと

国家予算を捻出できなくなってしまいます。

そりゃ何としてでも、国民にはお金を預けて欲しいと思いますよね。

 

国は、様々な手段を使って国民に

「預貯金は安全ですよ~。逆に、投資や資産運用は危険ですよ~。」

というイメージを植え付けてきました。

 

あなたも親から

「お年玉、銀行に預けておくね。」

「ちゃんと貯金しなさいよ」

と一度は言われたことがあると思います。

 

これも昔からの名残というか、国の方針だったという事です。

国としては「しめしめ」と言ったところでしょうか(笑)

 

しかし現在は、昔のように金利も高くありません。

 

ゆうちょ銀行を例にとって見ると

ゆうちょ銀行の金利は本日時点、通常貯蓄貯金0.001%、定期貯金0.002%です。

つまり、1年間100万円を預けていたとしても

通常貯蓄貯金では10円

定期貯金では20円

しか増えないという事です。 

 

 

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出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20180816-00092752/


 

30~40年前までは、金利が2%や3%といった時代なので

仮に100万円預けていれば

1年後には102万円や103万円となっていました。

 

タンス預金よりも断然いいですよね(笑)

 

昔の感覚、価値観に固執してしまうと

現在では損をしてしまいます。

 

 

 

 

仮に国民が、預貯金をせずに資産運用を始めると、今まで保たれていた均衡が崩れる事になります。

銀行などの金融機関に預けるお金が減ることで、国の財源が確保できなくなってしまうのです。 

海外に資産を移転されようものなら、国はもはやお手上げです。

国内に無い資産に関しては、手出しすることが出来ないからです。

 

アメリカや中国のように、お金があるほど、その国の持つ力は強くなります。

どの国も、自国から他国にお金が流れることは避けたいのです。

 

 

これらを、学校の授業でガッツリと学んでしまうと

「貯金をする必要性」

をあまり感じなくなるのではないかと、国は恐れている為

授業でそこまでの事は学ばないのです。

結果的に、何も考えず貯金をする人が多い為

国にとって都合の良い状態となっています。

 

 

 

 

貯蓄から投資へ

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一応、政府も「貯金から投資へ」というスローガンを長い間掲げてきました。

 

しかし、小さい頃から「貯金をしなさい」と言われ育った人々に

急に「リスクは伴うが、投資などの資産運用をしよう」などと言っても

怖くて手を出せない人も多いと思います。

 

学校でお金を学ばないので、そりゃ無理も無いと思います(;´∀`)

 

ではなぜ政府は、「貯金から投資へ」というスローガンを掲げているのでしょうか。

 

それは、 「直接金融の流れを増やして経済全体を活性化しよう!」という狙いがあります。

国民から借金をするのも、何とかしないといけないですもんね(^_^;)

 

具体的に説明します。

 

「貯金から投資へ」とは、言い換えると 「間接金融から直接金融へ」とも言えます。

 

 

間接金融

 

「間接金融」とは、「銀行を通じての資産運用」を意味します。

 

例えば、個人が銀行へ預けたお金は、銀行の資本として別の企業へと貸し付けられます。

そして銀行は、その企業から利息を取りお金を運用します。

このような、金融機関を中心とした産業支援体制があったからこそ、日本経済は飛躍的な発展を遂げました。

しかし銀行は、貯金をした人へ、元本を保証した上で、さらに利息分を上乗せして返さなければならない為、お金を運用をするにしても、しっかりと回収できそうな相手(信頼できる相手)のみにしかお金を貸しません。

その結果、リスクが懸念される新しい分野の産業や、十分な担保のないベンチャー企業などへの貸付は見送られ、新しい産業が発展しづらい社会体制になってしまっています。

 

 

直接金融

 

「直接金融」とは、投資家が自らリスク計算をしながら、企業などへ融資をして資産を運用することを意味します。

そしてこれは、株式や社債などへ直接に資金を提供することで、間接金融よりも高いリターンが期待されます。

現に、投資を主流とするアメリカでは、こうしたハイリスク・ハイリターンを取る人が多かったからこそ、新しい産業や新進気鋭のベンチャー企業が登場してきたと言う歴史があります。


政府が掲げる「貯蓄から投資へ」とは、まさしくそのようなアメリカ式に習い、

直接金融の流れを増やして経済全体を活性化しようとする方針です。

また、その為に「NISA(少額投資非課税制度)」も始まるなど、証券税制の優遇措置も誕生しています。

 

 

しかし、現実の家計を見ると、相変わらず現金・預金の額が増加しており、銀行の金庫に収められているお金は肝心の新産業に需要に応えていませんし、結果的にゼロ金利運用が続く為に個人の財産形成にも役立っていません。とても残念です・・・。

 

 

金融資産の構成比

 

金融資産の構成比を見てみます。

 

【日本】

現金・預金が52%、保険・年金が30%、株式・投資信託が15%、その他3%

 

アメリカ】

現金・預金は14%、保険・年金は31%、株式・投資信託は29%、その他26%

 

 

という結果です(2015年度時点:平成28年9月金融庁金融レポート参照)。

 

つまり、日本は現金・預金の比率が他と比べて高い国であると言えます。
実際、アメリカでは家計資産の大半を投資に費やしている為、それに対する配当やキャピタルゲインなどの財産所得が家計のおよそ3分の1。

反対に、日本の家庭における財産所得は、勤労所得の約8分の1です。

 

 

 

 

日本と外国の違い【お金の勉強】

 

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外国では、幼少期から積極的に「お金の勉強」をさせているそうです。

 

 

(例)アメリカ 

アメリカの小学校ではカリキュラムに「投資の授業」が含まれていて、

教育法でも「アメリカ人はすべからく経済教育を受ける権利と義務がある」と制定されているそうです。

実際に、若いうちから投資を始める学生も珍しくないそうです。

 

 

(例)イギリス

イギリスでは、中学校で「経済や金融の教育」を受けるそうです。

「経済や金融の知識が、人間力の一つになる」と考えられているのです。

 

 

 

このように海外では、「将来の資産形成は国に任せるのではなく、自分自身で行う」 という考え方が浸透しています。

その為、お金の教育に力を入れる国が多いのです。

 

 

 

最後に・・・

 

ここまで見てみると、日本人がいかにお金の勉強をしてこなかったのかがわかります。

このまま何もしなければ、資産を増やす機会を失うだけです。

「老後2000万円問題」は、私たちの人生の延長線上にあります。

皆さんは、老後までに今の貯蓄ペースで十分な資金を貯められますか?

(私は全然厳しいです(-_-;))

 

しっかりとお金について学び、資産運用を一つの選択肢にして頂けるといいと思います。

 

 

子どもの集中力を、長く持続させる6つの方法

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我が家の子供3人を見ていると、断トツで長男(小5)の集中力が高いです。

性格の問題もあると思いますが・・・(^_^;)

 

この集中力ですが、一般的には次のように言われています。

 

・幼児期:年齢+1分

・小学校 1~3年生:15分程度

・小学校 4~6年生:25分程度

・中学生:30分程度

・高校生:45分程度

 

これを見ると、小3長女と小5長男、10分しか違わないんですね(^_^;)

長男は40~50分は平気で集中して勉強している(?)為、長男の集中力が優れているのかもしれません。(←親バカ)

 

この集中力を、先程の目安時間よりも長く保つ為にはどのようにしたら良いのでしょうか。

 

【集中力をアップさせる方法(まとめ)はこちら

 

 

 

 

集中力を長く維持する為の方法 <6つのトレーニング方法>

 

前提

 

部屋はキレイに!

 

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子供は「音」や「物が動く」といった「聴覚」や「視覚」などの

外的刺激にとても敏感に反応します。

その為、外的刺激を最小限にし

外的刺激によって「気が散る」状態にならないよう、環境を整えるところから入るといいと思います。

 

 

方法① 遊びで集中力を鍛える

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ジグソーパズルやボードゲーム、ブロックや折り紙などで鍛える事が出来ます。

ジグソーパズルは脳を活性化させ、集中力や記憶力を高める効果があります。

簡単なものから高度なものまでいろいろ種類があり、絵柄も好みのものが選べるので、

子供が好きなキャラクターなどから始めてみるといいと思います。

 

ボードゲームといえば、将棋や囲碁、オセロや人生ゲームなどです。

親もよく知っているものから始めると、子供と一緒になってできるので楽しめると思います。

これらは、集中力や記憶力、先読みをする力を高める効果があります。

ちなみに私は、小さい頃将棋にハマり、地域の将棋大会で優勝したことがあります。(すみません、プチ自慢です)

しかし、少し前にコンピュータの対戦相手とやった時は、惨敗でした(笑)

脳の劣化が著しいようです(^_^;)

 

折り紙でキレイに作品を作るには、目と指を同時に動かし、時間をかけて細部にまで注意を払う必要があることから、集中力を養うことができます。

折り紙の作品例は子ども向けのものから、芸術作品に近いものまで、バリエーションも豊富にあり、スキル別にいろいろチャレンジさせることができます。

紙を用意すればOK という手軽さも嬉しいところです。

 

その他、お手玉やけん玉なども集中力のトレーニングになります。

 

 

方法② 何でもいいので、好きなことをやらせてみる

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ゲームや動画、おままごとなど、子供が好きなことは沢山あります。

好きなことに熱中していることは、それ自体が集中力のトレーニングになります。

ゲームや動画に関しては、長時間熱中することは、目に悪影響にもなりますので

適度に休憩を挟んだり、しっかりと画面との距離をとることも大切になります。

ただ、何かに夢中になっている時は、できるだけ邪魔をせずに集中させてあげることを、親は意識するといいと思います。

 

 

方法③ ゴールをすぐそこに設定し、達成したら褒める!

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小さなことで構いません。ちょっと頑張ればできそうなことを

子供に課題として与え、達成できたら褒めてあげると

ドーパミンノルアドレナリンといった「やる気ホルモン」が分泌され

達成感や満足感、向上心が高まります(^^)

それと共に、集中力を高める効果も期待できます♪

 

 

方法④ 十分な睡眠と栄養を摂り、規則正しい生活を送る

 

睡眠不足では、セロトニンの分泌が抑制され、集中力が低下してしまいます。

しっかり睡眠を取ることで、脳を休ませ、疲れを取ることができます。

睡眠不足では、勉強中もウトウトしてしまいます(^_^;)

 

食事やおやつも、時間をしっかり決めて栄養を摂ることで

生活にメリハリが付き、生活リズムも整います。

すると集中力の向上が見込めます。

ちなみに、集中力アップの食事は、低GI食品がおすすめです。

<詳しくはこちらの記事に綴っています>

 

 

方法⑤ 習い事で、集中力を身に付ける

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ピアノやバイオリン、水泳などがおすすめです。

 

楽器の演奏は、脳の発達に効果的と言われています。

リズム感も付きますし、両手を同時に動かしたりする為

右脳左脳を同時に活性化させることができます。

7歳くらいまでに始めると、より効果が出やすくなるそうです(^^)

 

水泳は、空間認知能力や脳の発達に効果が高いそうです。

「○○m泳げるようになるぞ!」など、目標を設定し

それを目指して泳ぐことが

集中力のトレーニングにもなるそうです。

 

 

方法⑥ 外でしっかり体を動かす

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体を使って遊ぶと、スッキリしませんか?

友達と遊ぶだけでもいいですし

思いっきり走るだけでも構いません。

サッカーやキャッチボールなど、親子で楽しむだけでも

脳が活性化し、集中力の向上に繋がります♪

 

 

 

最後に・・・

 

子供の集中力は、何気ない日常生活から養うことが可能です。

子供にあえて意識をさせずに、親がそれとなく誘導してあげる。

そうすると子供は自然と集中力を身に付けてくれます。

変に「今から集中力を上げる為に○○をするよー」などと言うと

子供は身構えてしまいます。

まずは親が集中力向上の為の基本的な知識を身に付け

日常生活に忍ばせることができれば、数年後、より楽になっているのではないでしょうか。

そう信じて、日々頑張りましょう(笑)

 

 

 

 

 

 

【三日坊主】最強の克服方法

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私には悪い癖があります。

物事が長続きしません(;´∀`)

俗にいう三日坊主というやつです。

三日坊主を治そうと思っても、中々治らないですよね~(^_^;)

 

「よし!毎日日記をつけるぞ!」

「よし!毎日英語の勉強をするぞ!」

「よし!毎朝ジョギングするぞ!」

 

と思い立って、行動に移しても

1週間もすれば、その時の熱意が薄れ

 

「やらなくてもいいんじゃない?」

 

と思うようになり、やらなくなってしまいます(^_^;)

 

こんな三日坊主を克服する方法を、いくつか考えてみたいと思います。

 

 

 

【三日坊主になる最大の原因】

 

新しく始めようとする事の「優先順位が低い」

 

 

これに尽きると思います。

よく、三日坊主の人に「お前は意志が弱い」と言う事があります。

果たしてこれは意志の問題なのか。

確かに、意志もあると思います。

そのやろうとする事を、どれだけ達成したいか。

その想いの強さで、日頃のやるべきことの優先順位が変わるからです。

また、曖昧な目標設定だったり、高すぎる目標設定だと挫折してしまいます。

 

 

では例として、「英語の勉強」で考えてみましょう。

 

 

続く例・続かない例 【英語学習】

 

<続く例>

会社から「3カ月後のTOEICテストで、600点以上採れたら基本給1万円アップ」と言われた場合

 

これなら、いつまでに何をしなければいけないのか、明確な目標が掲げられます。

また、目標値も背伸びをすれば手が届きそうな所にあるので

「頑張ればきっと・・・」

と望みも持てます。

その為、日常生活に「英語の勉強をする」という時間を、優先的に取ろうとするのではないでしょうか。

 

 

<続かない例>

漠然と「英語が喋れるようになりたい」という目標を自ら立てた場合

 

これは、あまりにも漠然としていて、具体性がありません。

その為、何から始めたら良いのか、方向性もはっきりしません。

例えるなら、ゴールが無い砂漠でひたすらドリブルを続けるようなものです。

 

これでは、優先順位も「まぁやらなくても良いか」と徐々に下がってきてしまうのも無理はありません。

 

 

 

 

この2つの例は極端かもしれませんが

案外三日坊主になる人は、この「①いつまでに ②何を ③どこまで」の3ステップができていないように思います。

私がそうなので(^_^;)

 

 

 

【三日坊主を克服する最強の方法】

 

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ここまで、三日坊主の原因が「優先順位が低い為」と綴ってきましたが

優先順位が高ければ、必然的に「やらなければいけない事」という認識になり

「三日坊主にならないか心配・・」などと思うこと無くやると思います(;・∀・)

 

では、元々優先順位があまり高くない事を続けようとした場合、どうしたら良いのか。

 

それは「習慣化」です。

 

日常生活のルーティンに組み込めば良いのです。

 

例えば、私はいつも通勤中は英語の学習をすると決めているので

「通勤中は必ず英語を勉強する。」

と決めれば、通勤中に英語の勉強ができなかった日は、とても罪悪感が生まれます。

 

「やっていると安心する」

 

こうなってしまえばこっちのものです(笑)

 

他にも、「朝起きてすぐジョギングを20分する」と決めていれば

朝起きてジョギングができなかった日には罪悪感が生まれると思います。

 

そんな「罪悪感」と「安心」をうまく利用

三日坊主と付き合っていけるといいですね♪

 

 

 

最後に・・・

 

私の場合は、何か新しい事を始めようとする時には

会社の同僚などに公言するようにしています。

『「①いつまでに ②何を ③どこまで」できるようになる!』と。

後に戻れなくするために(;・∀・)

そして、それを習慣化し、日々のルーティンに組み込んでいます。 

日常生活の一部に組み込んでしまえば、意外と苦なく続けられますよ!(^^)!

 

 

 

 

 

子供の苦手「漢字」勉強法【ステップ0~5で攻略】

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GWが終わりました(;・∀・)

休み中、私は畑をコツコツ作っていました。

残念ながら、思うように作業時間が取れず

まだ終わっていません(^_^;)

 

「畑作り」については

改めて記事をアップしたいと思います。

 

ちなみに、休み前に妻がやろうとしていたバルーンマットですが

やってみました!(笑)

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想像よりも風船が薄かった為、冷や冷やしましたが

無事に子供3人、2人ずつですが

乗ることができました(笑)

ただ、長男の重量で限界だったみたいで

長男が乗って、ゴロゴロすると「バンッ」と風船が破裂してしまいました(^_^;)

これはこれで良い経験だったのかな(笑)

 

 

さて、今回はこの長男の苦手科目について、克服するためのステップを確認していきたいと思います(;´∀`)

 

苦手科目:漢字

 

です。

2年前までは漢字が大好きだった長男。現在5年生。

休み時間にも外に遊びに行かずに漢字を書き続けていたほど好きでした。

が、今となっては遠い過去の話・・・

ゲームや外で友達と遊ぶ方が断然好きになり

現在では「漢字きら~い」という始末・・・

悲しいです(-_-;)

 

この長男が、何をどうしたら漢字を好き、もしくは得意になれるのか・・・。

 

 

苦手の原因

そもそもなぜ漢字を嫌いになるのでしょうか。

理由は簡単で

 

「つまらないから」

 

だと思います。

ただ漢字ドリルに書いてある漢字をノートに書き写す。

それを何回も何回も反復する。

意味を深く考える事もなく、ただただ反復する。

すると、「熟語を書きなさい」「熟語を読みなさい」と言った問題が出された時

「???」

となってしまいます。

意味を理解せず、一文字一文字を練習しているので

 

例えば

「大小」を「おおしょう」

「各地」を「かくじ」

「じぶんじしん」を「自分地震

「のうやく」を「農役」

 

といった具合に、当て字のようになってしまい、間違ってしまうのです。

そして、結果「漢字嫌い」「漢字つまらない」となってしまいます。

 

その為、克服に必要なのは

「漢字の持つ意味や面白さを知る」

ことなのかなと思います。

 

 

 

 

克服までの手順

 

【ステップ0】 前提

 

前提として、同じ漢字を何回も何回も練習しても、効率は悪いという事を理解しておきます。

先程の例のように、漢字の読みがインプットされたとしても

正しい意味合いでのアウトプットができない為です。

 

 

【ステップ1】 読めるかどうかをチェックする

 

これまで習った漢字・熟語を、まずは一通り読めるか「チェック」してみます。

チェックは〇✕で良いです。

そこで✕が付いた問題だけを、数日後にもう一度チェックし、また〇✕を付けます。

そこで2つ目の✕が付いた問題だけを、数日後にもう一度チェックし、また〇✕を付けます。

という繰り返しです。

 

 

【ステップ2】 ステップ1で2つ以上✕が付いた問題の「意味」を理解する

 

ステップ1で2つ以上✕が付いた問題は、馴染みが無かったり、そもそも覚えにくいものなのだと思います。

そこで、意味を自分で辞書を引いて調べるのも一つの手ですが

辞書を開いて、そこにもまた難しい表現で書かれている事もしばしば。

英語が苦手なのに、英英辞典で調べているようなものです。

それではインプットするまで時間がかかるのは無理もありません。

そんな時は、親が子にわかりやすく意味を教えてあげると、より覚えも早くなると思います。

ただし、ここで注意が必要です。

親が子供に教えて、「わかった気になって終わり」ではダメです。

 

「わかったら、何でもいいからその漢字を使って例文を作ってみる」

 

という事が大事です。

自分で文章にすることにより、無機質な単語が「意味のある単語」になります。

 

 

 

【ステップ3】 属性を意識する

 

ステップ1、2では漢字を「読める」にフォーカスを当てていましたが

次は漢字を「書ける」ようにするにはどうしたら良いでしょうか。

 

近道は

「属性を意識する」

です。

 

ここで言う属性とは、「部首」のことです。

 

漢字の部首にはそれぞれ意味がありますよね。

ただ単に漢字を丸暗記するのではなく、一通り「部首の意味」を理解してから覚えるようにすれば、「この言葉はこういった時に使うのかな~」など、何となく漢字のイメージが沸くようになってきます。

漢字が、ただの記号ではなく、「意味のある文字」になるという事です。

 

【ステップ4】 ステップ3を、更にグループ化させる

 

ステップ3で属性が意識できるようになっていれば、あとはそのイメージを

より具体的に、より似たようなものを揃えて覚えるだけです。

例えば、

「さんずい」のグループ

「さかな辺」のグループ

「くさかんむり」のグループ

などと、自分で探してまとめてみると

より理解度がアップすると思います♪

 

これは、一種のゲームとして捉えることができれば

ポケモンカードのように「水タイプには電気タイプが効果的」など

とても効率よく覚えられそうです(^.^)

(そんな覚えやすい案があれば是非教えてほしいです)

 

 

【ステップ5】 ステップ3、もしくはステップ4の漢字を書けるかチェックする

 

ステップ3もしくはステップ4でグループ分けした漢字を

ステップ1の「読める」かどうかの時と同じように確認していきます。

 

読み方だけ書き出し、その漢字を書けるかどうか〇✕でチェックしていきます。

そこで✕が付いた問題だけを、数日後にもう一度チェックし、また〇✕を付けます。

そこで2つ目の✕が付いた問題だけを、数日後にもう一度チェックし、また〇✕を付けます。

という繰り返しです。

 

こちらもステップ2の時同様、2つ以上✕が付いた漢字は練習します。

これは、意味を意識しながら、何度もノートや紙に書いて覚えます。

 

 

 

以上が漢字苦手克服までのステップです。

最初から「書けるか」をやってしまうと、面倒に感じてしまう人も多いと思いますので

最初は気軽に始められる「読めるか」から入った方が、取り掛かりまでの時間が短くて済みます。

 

 

最後に・・・

 

私が学生時代に練習していた漢字の勉強方法は、とても効率が悪かったという事がわかりました(;´∀`)

まとまりの無いバラバラの漢字を、ひたすらノートや紙に書いて覚える。

とある漢字ドリルには、同じページに

「詩」「面」「登」「物」「商」「開」「族」「葉」

と書いてありました。

これをひたすら反復練習。

一貫性が無いので、覚え方も「暗記」になってしまいます。

もう少し漢字ドリルの構成が覚えやすいようになってくれればいいのですが・・・と願う父でした(;´∀`)

 

前者≫ 端から順に、紙に何度も書いて覚える方法

後者≫ ザっとやってみて、わからないものだけを反復する方法

 

前者と後者とでは、後者の方が効率が良いと思いませんか?

学校からの宿題では、「ここからここのページの漢字をそれぞれ10回ずつ書いてきて」と言ったように、前者の方法が主として取り入れられていると思います。

ここでもっと後者の方法で学べていれば、他の教科でも「ザっとやってみて、わからないものだけを反復する」というやり方を応用できていたのでは・・・と思ってしまいます。

これまでの「当たり前」を見つめなおす良いきっかけになったと思います。

 

長男とも一度話し合ってみたいと思います(^_^;)