子どもの集中力を、長く持続させる6つの方法
我が家の子供3人を見ていると、断トツで長男(小5)の集中力が高いです。
性格の問題もあると思いますが・・・(^_^;)
この集中力ですが、一般的には次のように言われています。
・幼児期:年齢+1分
・小学校 1~3年生:15分程度
・小学校 4~6年生:25分程度
・中学生:30分程度
・高校生:45分程度
これを見ると、小3長女と小5長男、10分しか違わないんですね(^_^;)
長男は40~50分は平気で集中して勉強している(?)為、長男の集中力が優れているのかもしれません。(←親バカ)
この集中力を、先程の目安時間よりも長く保つ為にはどのようにしたら良いのでしょうか。
【集中力をアップさせる方法(まとめ)はこちら】
集中力を長く維持する為の方法 <6つのトレーニング方法>
前提
部屋はキレイに!
子供は「音」や「物が動く」といった「聴覚」や「視覚」などの
外的刺激にとても敏感に反応します。
その為、外的刺激を最小限にし
外的刺激によって「気が散る」状態にならないよう、環境を整えるところから入るといいと思います。
方法① 遊びで集中力を鍛える
ジグソーパズルやボードゲーム、ブロックや折り紙などで鍛える事が出来ます。
ジグソーパズルは脳を活性化させ、集中力や記憶力を高める効果があります。
簡単なものから高度なものまでいろいろ種類があり、絵柄も好みのものが選べるので、
子供が好きなキャラクターなどから始めてみるといいと思います。
ボードゲームといえば、将棋や囲碁、オセロや人生ゲームなどです。
親もよく知っているものから始めると、子供と一緒になってできるので楽しめると思います。
これらは、集中力や記憶力、先読みをする力を高める効果があります。
ちなみに私は、小さい頃将棋にハマり、地域の将棋大会で優勝したことがあります。(すみません、プチ自慢です)
しかし、少し前にコンピュータの対戦相手とやった時は、惨敗でした(笑)
脳の劣化が著しいようです(^_^;)
折り紙でキレイに作品を作るには、目と指を同時に動かし、時間をかけて細部にまで注意を払う必要があることから、集中力を養うことができます。
折り紙の作品例は子ども向けのものから、芸術作品に近いものまで、バリエーションも豊富にあり、スキル別にいろいろチャレンジさせることができます。
紙を用意すればOK という手軽さも嬉しいところです。
その他、お手玉やけん玉なども集中力のトレーニングになります。
方法② 何でもいいので、好きなことをやらせてみる
ゲームや動画、おままごとなど、子供が好きなことは沢山あります。
好きなことに熱中していることは、それ自体が集中力のトレーニングになります。
ゲームや動画に関しては、長時間熱中することは、目に悪影響にもなりますので
適度に休憩を挟んだり、しっかりと画面との距離をとることも大切になります。
ただ、何かに夢中になっている時は、できるだけ邪魔をせずに集中させてあげることを、親は意識するといいと思います。
方法③ ゴールをすぐそこに設定し、達成したら褒める!
小さなことで構いません。ちょっと頑張ればできそうなことを
子供に課題として与え、達成できたら褒めてあげると
ドーパミンやノルアドレナリンといった「やる気ホルモン」が分泌され
達成感や満足感、向上心が高まります(^^)
それと共に、集中力を高める効果も期待できます♪
方法④ 十分な睡眠と栄養を摂り、規則正しい生活を送る
睡眠不足では、セロトニンの分泌が抑制され、集中力が低下してしまいます。
しっかり睡眠を取ることで、脳を休ませ、疲れを取ることができます。
睡眠不足では、勉強中もウトウトしてしまいます(^_^;)
食事やおやつも、時間をしっかり決めて栄養を摂ることで
生活にメリハリが付き、生活リズムも整います。
すると集中力の向上が見込めます。
ちなみに、集中力アップの食事は、低GI食品がおすすめです。
<詳しくはこちらの記事に綴っています>
方法⑤ 習い事で、集中力を身に付ける
ピアノやバイオリン、水泳などがおすすめです。
楽器の演奏は、脳の発達に効果的と言われています。
リズム感も付きますし、両手を同時に動かしたりする為
右脳左脳を同時に活性化させることができます。
7歳くらいまでに始めると、より効果が出やすくなるそうです(^^)
水泳は、空間認知能力や脳の発達に効果が高いそうです。
「○○m泳げるようになるぞ!」など、目標を設定し
それを目指して泳ぐことが
集中力のトレーニングにもなるそうです。
方法⑥ 外でしっかり体を動かす
体を使って遊ぶと、スッキリしませんか?
友達と遊ぶだけでもいいですし
思いっきり走るだけでも構いません。
サッカーやキャッチボールなど、親子で楽しむだけでも
脳が活性化し、集中力の向上に繋がります♪
最後に・・・
子供の集中力は、何気ない日常生活から養うことが可能です。
子供にあえて意識をさせずに、親がそれとなく誘導してあげる。
そうすると子供は自然と集中力を身に付けてくれます。
変に「今から集中力を上げる為に○○をするよー」などと言うと
子供は身構えてしまいます。
まずは親が集中力向上の為の基本的な知識を身に付け
日常生活に忍ばせることができれば、数年後、より楽になっているのではないでしょうか。
そう信じて、日々頑張りましょう(笑)