男性より女性の方が優れている!【シングルタスクとマルチタスク】
先日書いた記事のコメントに
「女性は、目の前のことしか見えない男性より、広い視野で同時にいろんなことを考えられる生物です。」
と頂きました。
<その記事はこちら>
この言葉に、妙に納得してしまった私は、このことについて少し調べてみました。
まずは、一例を見てみます。
例えば、妻から「ちょっと外出してくるから、掃除と夕飯の準備しておいて~」
と言われたとします。
【私の場合】
掃除をして、料理の準備に入ります。
【妻の場合】
料理の下ごしらえ(味付けだったり、水に浸けておりたり)をしてから、掃除をし、料理に取り掛かります。
この一場面だけを見ても、私の方が効率が悪いです。
今回は私の例でしたが、世の男性の大半は
こういった事をしがちだと思います。
この、男性と女性の脳の違いについて
脳科学の分野などでは
男性の脳は、シングルタスク
女性の脳は、マルチタスク
と言われるそうです。
男性は、一つの事を終えてから次の事に進みたい。
女性は、一度に複数の事を同時に進められる。
例えば
男性は、テレビを観ている時にテレビとは関係ない話題を話しかけられても
「テレビに集中するか、会話に集中するか」
しかできない為、テレビに集中していれば、会話は生返事になってしまいます。
それに対し女性は、テレビを観ながらでも普通に会話ができます。
妻に至っては、そこにスマホも加わりますが、、(^_^;)
これを聞くと圧倒的に女性の方が優秀のように感じます。
あえて挙げれば、一つの事にこだわり、追及していくには男性脳の方が向いていそうです。
では、この違いはなぜ生まれるのでしょうか。
原因
現状、明確にはわかっていないそうです。
<仮説①> 大昔からの生活習慣
大昔からの生活(男性は狩りに集中。女性は育児や家事をこなす。)が
原因ともいわれているそうです。
男性の役目、女性の役目、がはっきりと分かれていた時代に
親から子へ引き継がれた技術が、脳の作りまでをも変えてしまったのかもしれません。
<仮説②> 右脳左脳の連携
男性と女性の、右脳左脳の連携の精度に違いがあることが原因なのかもしれません。
【男性】
男性は、うまく右脳と左脳が連携できないので、周囲のあらゆる変化に鈍感です。
感じたことが自分の意識へ上手く伝わらないので、男性脳では女性の考える“気持ち”が認識し辛いそうです。
【女性】
女性は、右脳と左脳がより精密に連携する為、目の前で起こる変化や自分の体調、感情の変化に対して非常に敏感です。
特に言語に対して男性よりも特化している為、話す事が得意な傾向にあります。
また、五感で感じとる変化が脳にスムーズに伝わり、“自分の気持ち”が思考の基軸になるそうです。
女性からの「なんで私の気持ちをわかってくれないの?!」は、男性にとっては困る追及です。
機嫌が悪いのはわかるのですが・・・そこから先の、本音や気持ちの部分は言われないとわかりません。
男性は、一つの物事を追求するので、課題を解決するのが得意
女性は、幅広く多面的な視野を持っていて、変化に敏感に察知することが得意
男女別の捉え方
男性は、一つの事を突き詰めてやらない女性のことを仕方ないなぁと思う事がある
女性は、一つの事しかできない男性のことを低く見がち
この捉え方を強く抱いてしまうと、夫婦間の溝は大きくなります。
男女の得意・不得意をお互いに理解し、補い合う関係が理想的だと思います。
どちらかに優劣を付けるのではなく、得意な事を、得意な方に任せる
シンプルですが、このことを意識して役割分担すれば
夫婦関係はより円満になるのかもしれません。
最後に・・・
私は、典型的な男性脳だと思います(^_^;)
一つの事に集中し過ぎてしまい
つい周りが見えなくなります。
集中力があると言えばよく聴こえるかもしれませんが
普段の生活において、この集中力はあまり役に立たないのかもしれません(^_^;)