彩 diary

再婚した元シングルファザーの成長日記

子連れ再婚後の子供のこと。 ~子供はこう変わった~

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我が家には3人子供がいます。

最近あることで、長女を叱りました。

 

しかし、そもそもの原因は私にあると思うので

私自身今回の一件で学ぶことが多かったです。

 

そして、私1人では気付けないことを実感し

最終的には妻への感謝が生まれました。

 

 

 

では、具体的に何があったのかを振り返ってみたいと思います。

 

 

まず我が家の構成ですが、昨年子連れ再婚し

私側に2人(小学4年 男の子、小学2年 女の子)

妻側に1人(年少 女の子)

の、計5人家族です。

 

 

長女、つまり私の連れ子へ対して叱った内容ですが、多数あるので箇条書きにしてみます。

 

・「ズルい」が多い

・「だって」が多い

・妹に対しての自慢が多い

・妹の悪い見本になっている

・我が強すぎる(自分の意見が通らないと拗ねる)

・習い事への姿勢

 

です。

そして、「(長女の名前)の事は大好きだけど、この行動をする(長女の名前)は大っっっ嫌い!!」と伝えました。

 

前まではこんなこと言っていなかったのに・・・という言葉を使うようになっていて

少なからず妹ができた事が原因の一つではあると思います。

 

一つずつ事例を挙げ、本人にわかるよう叱ったつもりです。・・・が、長男や妻からは「道徳の授業みたい」と言われてしまいました(笑)

まあ、私としては「何がいけないのか」を理解してもらうことがゴールだったので

大声を上げるよりよっぽど良かったかな、と思ってます(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

~ 長女への言葉~

 

「ズルい」が多い

 

(例)

子供3人におやつを分けたとして、若干でも自分が少ないと思ったら「○○の方が多くてズルいー!!」を言う。

 

 

 

これ、結構言います。我が家は子供3人、各自にお菓子ボックスを設けていて、各自で管理させているのですが、たまに私や妻が子供たちとは違うお菓子を食べていると「〇〇だけズルい~」と言ってます。

また、今回のコロナの流行で学校が休校となっている為、その間のお小遣い稼ぎとして「このお手伝いをしたら10円ね」などと、お手伝いでお金をゲットできるルールを期間限定で設けてます。(ちゃんと、換金できるお手伝いの項目があり、一日上限4つまで、昨日やったお手伝いは今日はできない。などとルールは決めています。)

その中の一つに「おつかい」があり、その対価に関しては「おつりの端数をあげる(上限50円)」としてます。例えば、150円持たせて120円の買い物を行かせたら、30円はお小遣いになります。

これに対しても、前日の長男のおつりが、その日の長女のおつりより多ければ「ズッル!」と言います。

 

 

そこで、「もっと相手に譲る、“どうぞ”という気持ちを持ちなさい。」という話をしました。実は、この「譲る気持ち」は、以前友達関係の崩れがあり、その際に「せめて、外では譲る気持ちを持って。家の中ではいいから。」と言ってしまっていたのです。それを守っていた長女は「だって前に“外だけでいい”って言ったじゃん!!」と言われました(;´∀`)

なので、「前回よりもきっと(長女の名前)は成長していると思うから、今の(長女の名前)なら家でも外と同じことができるよ!」と苦し紛れのお願いをしました(^_^;)

 

 

 

 

 

「だって」が多い

 

(例)

親「何でさっき片付けてって言ったのにまだ片付けてないの?」

長女「だって明日やろうと思ってたんだもん!」

 

 

最近、本当にこの「だって」が多いです。先程の「ズルい」の時にも「だってこっちの方が多いじゃん」など多用しています(^_^;)

そして、後の内容にも繋がりますが、この言葉を妹が真似をし出している為

早いこと直さないとマズいと思いました。

 

そこで「“だって”に続く言葉を考えてみて。・・数分後・・どれも言い訳する時に使うの。言い訳は、自分の非を認めない時に使うものだから、“だって○○なんだもん。・・ごめんなさい。”と言ったとしても、心から謝っていないことになるんだよ。」と、だってという言葉を多用することが良くないと伝えました。

 

 

 

 

 

 

妹に対しての自慢が多い

 

(例)

自分だけ何か貰った時に、妹の前に持ってきて「これ貰っちゃった♪」と見せ、妹には触らせない。

 

 

 

これに対しては、「自分なら、こうされたら嫌だ」という「相手の立場になって考えてみて!」と伝えました。

仮に長女に同じことをしたら「ズルいー!」と間違いなく言います(^_^;)

 

 

 

 

妹の悪い見本になっている

 

(例)

長女と妹が2人で遊んでいて、長女は切れないおもちゃのハサミで自分の髪の毛を切る真似をし、それを見ていた妹は本物の切れるハサミで自分の髪の毛を切ろうとしていた。

 

 

 

一歩間違えれば大変な事になっていました(-_-;)

妹はまだ4歳になったばかりで、危ない物かどうかもわからない年齢で

ましてや、今は「誰かの真似をすることが日課(言葉の覚え盛り)」になっている妹。

先程までの「ズルい」「だって」ももちろん真似してます(-_-;)

自分がやったら妹も真似をするという事まで考える「先を見通す力、注意力の欠如」が原因の様子です。

 

本人へは「(長女の名前)のすることは、妹にとっては正解のこと。妹にとっての先生は(長女の名前)。(長女の名前)が1ついい事をしたら、妹も真似をして1ついい事をする。だから、1ついい事をしたら2ついい事をしたことになる。今妹が覚え盛りの時期だから、余計すぐに形となって表れるよ。将来、いい妹と悪い妹ならどっちがいい?いい妹になって欲しければ、今が一番大事なんだよ。」と伝えました。

 

 

 

 

我が強すぎる(自分の意見が通らないと拗ねる)

 

(例)

友達5人で何で遊ぶか考えていて、みんな意見が違った。その後の話し合いで、その中の一つの意見が採用された。ただ、それは長女の意見では無かった為、長女は泣き出した。

 

 

 

この内容は、少し前の内容なので、今回は「そんなこともあったよね」という感じで触れました。

これ、実際に友達の立場でされたら「この子面倒くさい」と思われるやつですよね(;´∀`)

何でそこまで自分の意見が通らないだけで塞がってしまうのか・・・

私が今まで家で甘やかしてきてしまったのかもしれません。はたまた、環境の変化等で、我慢させちゃっていることが多いのかもしれません。

いずれにしても、友達の遊ぶ時間を奪ってよい理由にはなりません。

 

これに対しては、2つ伝えました。

1つ目は「友達は本当に貴重な存在。今は意識していないと思うけど、友達がいることは本当に幸せな事なんだよ。友達も習い事や勉強がある中、時間を作って遊んでくれている。もっと友達を大切にしないと、友達はいなくなるよ。」

2つ目は「(長女の名前)はもう小学2年生なんだからわかるはず。集団生活を送る上では、自分1人だけの意見は通らない。みんなの意見を1つにまとめ上げる事が大切だよ。」

という話をしました。

 

 

 

 

習い事への姿勢

 

(例)

ピアノでは宿題が出ているが、「〇回やったしいいや~」とうまくできてもできなくても、宿題で提示された回数だけやって終わっている。

 

 

 

ここに関しては、妻が言葉を発しました。妻は元々エレクトーンを6年間やっていた為

自分の幼少期を重なった部分があるのだと思います。

 

まず、本人に「このままピアノを続けて、どうなりたい?」と聞いたところ、まさかの「ピアノの先生」(笑)

妻が一喝「このままじゃ絶対無理」。

ピアノの先生のレベルは私より妻の方が知っている為、妻が長女へ色々と話してくれました。

習い事に関しては、本人の意思に任せている為

「自ら“もっと上手くなりたい”“やっていて楽しい”と思えなければ続ける意味が無い」

という結果になりました。

本人は「もっと上手くなりたい!もっと練習頑張る!!」

と言ってくれました。(この意気込みが続いてくれるといいのですが・・・(;´∀`))

習い事をするうえで、本人の目標設定がどこにあるのか、親もしっかり把握することが大切だと感じました。

 

 

 

 

~振り返り~

 

今回叱った内容というのは、ここ数カ月で目立つようになった行動でした。

なぜこのような行動をし出したかというと、恐らく「今までは自分が一番下で、家族みんなから譲ってもらっていて、それが当たり前になっていた。そんな中、いきなり妹が出来て、今度は自分が妹に譲らなければいけない立場になったのに、それに気付けていない。もしくは気付いていても譲りたくない。」ということが原因だと思います。

引っ越した当初、若干赤ちゃん返りもしていて、その行動が収まったかに思えましたが、ここ最近の行動は目に余るものがありました。

妹が「覚え盛り」という事もあり、今は本当に大切な時期だと思います。

本人には今回の事はメモしてもらい、日々意識して生活するよう伝えました。

すぐには厳しくても、徐々にでいいから直していってほしいと。

叱ってから数日が経ちましたが、今も意識しているようで、今回伝えた悪い行動はほとんど目に付かなくなりました。

今回の言動については、ほとんどが妻からの報告で事情が把握できました。

友達関係に関しては特に、再婚する前からこんな感じだったのかもしれません。

本来は私が気付かなければいけない事なのですが、気付けなかった自分に対しても悔しいです。また、気付いてくれて、本人の為になる方向に向かわせてくれた妻には本当に感謝しています。

末っ子から急にお姉ちゃんになり、我慢することが一気に増えた反動だと思います。

きっと今我慢した分は、将来自分に返ってくるから、もう少しお姉ちゃんになってもらえるよう長女には期待しています♪

 

 

 

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