シングルファザーと仕事。【会社の大きな愛に感謝】
私は、今でこそ再婚し、仕事に専念できる環境におりますが
シングルファザーだった頃は、日々小学校や保育園からの電話が気が気ではありませんでした(^_^;)
子供が4歳と2歳の時に離婚し、私はシングルとなりました。
長男が年中、長女が2歳児クラス。
引っ越し当初は、環境もガラッと変わり
子供も新しい保育園で
友達ができるか不安な中、毎日登園していました。
そういう時は、やっぱり体調を崩しやすくなりますね(^_^;)
毎週、どちらか一方は園からお呼びがかかります。
もしもし~、○○ちゃん、今日も熱が出てしまったのでお迎えお願いします!
ま、またですか・・
と、こんなやりとりが 毎週続き
会社へも毎回
今日も早退します・・
と、言っていました。
しかし、連日のように続くと
日に日に言い出し辛くなってきます。
会社や周りの人へ、どれだけ迷惑をかけているか・・・
そんな考えが頭を過ぎるようになってからは
罪悪感が積み重なり
「このまま辞めてしまった方がいいのではないか」
と思うようになりました。
ある日、そんな想いを上司にぶつけてみました。
すると・・・
じゃあ、帰りやすい部署へ、部署移動してあげるよ!
「・・・なんと優しい (´;ω;`)」
そんな流れで、私は部署移動することに。
部署移動をして、周りの同僚から「シングルファザー」という状況を、温かく見守って頂け
色々と励ましの言葉や物を頂きました。
「みんな優しすぎる・・・(´;ω;`)」
でもやっぱり、子供の園からのお呼びは変わらずあったので
段々と申し訳ない気持ちが高くなってきました。
そんな生活を数カ月続けていると
上司から呼び出されました。
「・・・ついにクビか?!」
とビクビクしながら、面談室に入ると
最近、早退が多いな・・・
はい、すみません・・・(ついにクビか・・・)
じゃあ、ベビーシッター雇ってあげるよ!
・・・え? 今何とおっしゃいました?!
だから、ベビーシッター雇ってあげるよ。そうすれば仕事に専念できるでしょ!
い、いいんですか?!
「や、優しすぎる・・・(´;ω;`)」
そんなやりとりがあり
私が再婚する昨年まで、福利厚生でベビーシッターさんを雇って下さっていました。
このご時世に、一社員、一家庭の為にここまで尽くして下さる会社。
日本中探しても、この会社くらいじゃないかなと思います。
本当に、感謝してもしきれないくらい会社には感謝をしております。
おかげで、あんなに小さかった子供たちも
今では10歳と8歳、立派に大きくなりました。
そして、愛する妻や妻の子にも出会う事ができました。
これまで沢山愛情を頂いたので
これからは、私が会社に愛を注ぎたいと思います。
長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。