彩 diary

再婚した元シングルファザーの成長日記

転職は人生を好転させる【心を高めよう!】

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30歳の私は、現在の職場が2社目です。1度転職しています(^_^;)

専門学校を卒業し、20歳で1社目に入社しました。

1社目の職場は某ハウスメーカー

ハウジングセンターなどにあるモデルハウスにいる営業マンでした(笑)

そしてわずか半年で転職しました・・・理由は「お金」です。

当時、既に子供がいた私には少なすぎる給料でした(´;ω;`)

ただ、学ぶことは沢山あったので、その当時の学びと転職について綴りたいと思います。

ちなみに、私の信念「感謝の心を忘れず誠実であれ」も1社目の影響が大きいです(^_^;)

 

 

 

学び

 

営業はしない

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1社目に入社した会社の社長は、稲盛和夫さんが塾長を務める盛和塾に入塾されており、稲盛和夫さんをリスペクトしていました。

それは社風にも絶大な影響を及ぼしており、朝礼では、「京セラ フィロソフィ」の一章を音読し、その内容について感想を言うことが毎朝の恒例となっていた程です(^_^;)

新入社員として毎朝これを体験すると、何かの宗教に入ってしまったのかと錯覚してしまうくらい不審の念を持っていました・・(^_^;)

 

しかし、京セラフィロソフィは素晴らしい内容が書かれており、若かった私ですら、そのシンプルかつ芯の通った考え方に感銘を受けたことは間違いありません。

 

そういった事もあり、ハウスメーカーの営業と言っても、決して営業はしないスタンスで教育を受けました。

「お客様の立場に立って、一緒に考える」

をモットーにしていたので、モデルハウスに来訪頂いたお客様へ

雑談をメインにし、仲良くなることが第一だったと思います(^_^)

 

元々私の中で「営業マンはこんな感じ」と勝手に作り上げたイメージ像があったので、この営業しないスタンスは衝撃的でした(;・∀・)

 

しかし、その営業しないスタンスは結果的に利益を生むことを知るのでした。

 

モデルハウスに来訪頂いたお客様と雑談することで、最初は警戒心を持っていたお客様は少しずつ心を開いて頂けます。

仮に話せる環境が整ったとしても、決して当社の家のアピールはしません。

お客様から聞かれた事だけを答え、後はお客様の悩みを一緒に考えることに徹しました。

家の良さよりも、お客様が抱える悩みにフォーカスを当てるのです。

仮に、当社の家を全く気に入ってもらえなかったとして、他社で契約をすることが分かっていたとしても、その後のお客様の人生がより豊かになる為に、全身全霊でお客様の事を考えていました。

 

その営業しないスタイルを気に入ってくれたお客様が契約を結んで下さり、それは口コミでも広がります。結果的に当社はフランチャイズの中でもトップ5に入る加盟店となっていました。

 

 

心を高める

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これも稲盛和夫さんからの受け売りです(笑)

この心を高めるとは

 

・宇宙の意思と調和する心

・愛と誠と調和の心をベースとする

・きれいな心で願望を描く

・素直な心を持つ

・常に謙虚であらねばならない

・感謝の気持ちをもつ

・常に明るく

 

と言った事です。

そしてこれを稲盛さんは次のように語られています。

 

―――――――――

経営者自身が「心を高める」努力を怠ってはなりません。このことには十分な注意が必要です。

企業が小さいときには、経営者の器が小さくてもかまいませんが、そのままでは決して企業が発展していかないからです。経営者は、しっかりとした哲学を学び、自分の器を大きくするように努めるべきです。

経営者が自分の器を大きくすれば、企業も必ず成長発展を遂げていきます。「心を高める、経営を伸ばす」ということこそ、まさに経営の要諦です。

盛和塾 ロサンゼルス塾長例会(2012年10月1日)」要旨

―――――――――

 

この「心を高める」ことを1社目の社長はとても意識されていました。

人格がゆがんでいたり、邪なものであれば、いくら能力や熱意に恵まれていても、もたらされる結果の「負」の値は大きくなってしまいます。

人の上に立つ者は才覚よりも人格が問われます。

人並み外れた才覚の持ち主であればあるほど、その才に溺れないようするべきです。

また、人の上に立つ者には3つの要素が必要で、その3つとは「人格、勇気、能力」です。

人の上に立つ者は3つの要素を兼ね備えていることが望ましいですが、もしそこに序列をつけるなら、1が人格、2が勇気、3が能力であると述べています。

 

自分(社長自身)の心を高めることは、企業全体が高まる事。

 

常に社長は、営業成績よりも何倍も「自分自身の心磨き」を大切にされていたなと思います。

 

京セラフィロソフィ

京セラフィロソフィ

  • 作者:稲盛和夫
  • 発売日: 2014/06/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

悪い事は出来なくなる

これは因果応報の考え方とも類似しますが

「誰が見ていなくても悪い事はしない。もし一度でもしてしまうと、その悪い行いが何倍にもなって自分に降りかかってくる。」

という事を常日頃言われていました。

当時の私は「因果応報なんて所詮あるようでない。誰かが後付けで良いように言った言葉。」と思っていましたが

さすがにこの歳になると「因果応報はある」と気持ちを入れ替えています(^_^;)

 

 

京セラフィロソフィとは

そもそも京セラフィロソフィとは何か。

稲盛和夫さんが創立した京セラの哲学(考え方)です。

 

1つ目の要素

「会社の規範となるべき規則、約束事」

です。
この会社はこういう規範で経営をしていきますという、企業内で必要とされるルール・モラルが要素の一つとして含まれています。

 

2つ目の要素

「企業が目指すべき目的、目標を達成するために必要な考え方」

です。
企業が目指すべき、高い目標を達成するためにどういう考え方をし、またどういう行動をとらなければならないのかということが具体的に述べられています。

 

3つ目の要素

「企業にすばらしい社格を与える」

です。
人間に人格があるように企業にも人格があるはずです。会社の人格、つまり「社格」が大変立派であり、世界中から「さすが立派な社格を備えた会社だ」と信頼と尊敬を得るための考え方が示されています。

 

この3つの要素は、企業がさらに発展するために大変重要なものですが、フィロソフィにはそれらのベースとなる大切な4つ目の要素があります。

 

4つ目の要素

「人間としての正しい生き方、あるべき姿」

です。

私たち一人一人が、より良い人生をおくるために必要な人生の真理を表しています。

 

このような4つの要素から成り立つフィロソフィは、知識として理解するのではなく、日々の仕事や生活において実践していくことが何よりも大切です。その実践に向けた弛まぬ努力が、その人の心を高め、人格を磨くことになります。そのようなフィロソフィを共有した人たちが集う集団には、夢と希望にあふれる明るい未来がひらけると確信していると、稲盛和夫さんは仰っています。

 

 

転職

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20歳という若さで入社し、わずか半年で退職しました(-_-;)

当時はお金が必要で、月6日間の休みはありましたが

慣れない仕事で休みは疲れて動けず・・・

副業もできず、仮に収入が右肩上がりだったとしても

今の生活が回らなければ私に未来はありませんでした。

 

同期は好きでした。

私以外は皆、大学卒業の新卒で入っていたので

私が最年少。

でも皆優しく接してくれ、本当にいい方々でした。

またもしどこかで会ったら声をかけて下さい(^_^;)

 

 

そんなこんなで、転職を決意し、学歴もスキルも経験もない私はがむしゃらに転職活動をしました。

そして現在の職場に拾って頂き、現在に至ります(^.^)

 

 

現在

今の職場は好きです。

正直、特に経営理念などはありません(笑)

人間関係もラフで軽いです♪

前職のように、毎朝の形式的な朝礼もありません。

収入はそこまで多くはありませんが、路頭に迷う程少なくもありません。

子供へとても優しい会社です♪

 

なので、転職で後悔はありません!

むしろ1社目が固かった分、転職して、職場がラフな感じなので

自由を手に入れた気分です(笑)

 

 

これから

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生涯雇用制度が崩れてしまった今では、転職することは当たり前になっています。

心を高め、受け入れられる器を大きくし、より柔軟に生きていきたいです。

今後もし転職するならば、「仕方なく」ではなく「ステップアップ」と思って

より高みを目指したいと思います!(^^)!

 

 

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