彩 diary

再婚した元シングルファザーの成長日記

子供のワーキングメモリ(短期記憶)の鍛え方!!

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ワーキングメモリを鍛えることで、うっかりミスや物忘れが激減し、記憶力アップやIQアップが見込めます♪

ワーキングメモリとは、脳の前頭前野にある短期記憶能力のことで、頭の回転が早い人はここの能力が長けていると言い換える事ができます。

そんなワーキングメモリですが、子供の内に鍛える事が出来れば、最強なのでは?と思い、調べてみました(^.^)

 

 

結論 「小学3年生くらいまではワーキングメモリが低いのは当たり前。小学4年生以降に鍛えるのが良い!」

 

です。

もちろん大人になってから鍛えることも可能です♪

 

ワーキングメモリは、前頭葉の中の、前頭前野と呼ばれる脳の部位にあります。このベースとなる前頭前野が”年齢的にまだ発達していない子供”は、注意力が無かったり落ち着きが無かったりしてしまいます。

 

前頭前野は5~8歳で成長し、8歳では大人とほぼ同じ大きさになるそうです。

そして、この前頭前野の成長が3年程遅れるのがADHD(注意欠陥・多動性障害)と言われています。前頭前野が8~11歳に成長するという事ですね。

 

ワーキングメモリのベースとなる前頭前野がしっかりとしていない段階、つまり小学3年生くらいまでは、ワーキングメモリを鍛えようと思っても、なかなか効果は出ないようです。

このワーキングメモリの容量は少なく、限界がありますが、鍛えて容量を増やせることがわかっています!

では、小学4年生くらいからワーキングメモリを鍛えるには、どうしたら良いのでしょうか?

 

 

 

子供のワーキングメモリの鍛え方

 

 

楽しいことを考える

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ワーキングメモリを鍛える為には、できるだけ楽しいことを考えながら日々を過ごすといいようです。

定藤規弘教授(自然科学研究機構・生理学研究所)らの研究によれば、幸福度が高い人ほど「吻側前部帯状回(ふんそくぜんぶたいじょうかい)」という脳領域の体積が大きかったそうです。

吻側前部帯状回の大きさは、ポジティブな出来事が起こった時の活性化度合と関連しています。

吻側前部帯状回とは、「ACC」(脳の前部帯状回/前帯状皮質)と呼ばれる領域の中で最も前方の部分。

「ACC」とは、ワーキングメモリの働きが優れた脳で顕著に活動していたと報告された領域です。

つまり、ポジティブな出来事で活性化する領域=優れたワーキングメモリを有する脳で顕著に活動する領域の一部ということです。

一言で言うと

「楽しい」とより多く感じれば、ワーキングメモリも鍛えられる

という事です。

定藤教授は、「脳は鍛えれば(特定の脳領域の体積が)大きくなるので、楽しい記憶の想起や、明るい未来を想像するといったトレーニングにより、持続的な幸福が増強する可能性が示された」と言っておられます。

楽しいことを思い出したり想像したりすることで、脳の特定の領域が大きくなり、活性化する可能性があるということ。ワーキングメモリの増強にもつながりそうです。

 

イメージングをする

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日常的にワーキングメモリを鍛えるため、生活に「イメージング」を取り入れるのも効果的です。

イメージングとは、「頭の中にイメージを思い浮かべる訓練」のことです。

苧阪教授によれば、覚えるべき単語をイメージして絵にすると、脳内でACCが活動し、ワーキングメモリを鍛えられる可能性があるそうです。

読書やラジオ、落語のCDを聴き、情景をイメージするのも良いかもしれません。様々な食材からどんな料理を作るかイメージするのも効果的のようです。

 

デュアルタスクを行う

ワーキングメモリを鍛えるには、「デュアルタスク」もおすすめです。

デュアルタスクとは、運動と知的作業の2つを同時に行なうことです。

2つの作業を同時に行ない脳を混乱させると、脳は混乱を整理しようと働きます。混乱を整理しようという働きが脳の活性化につながり、ワーキングメモリを強化することにもなるのです。

篠原菊紀教授(諏訪東京理科大学)をはじめとする専門家らは、デュアルタスクによって脳を鍛えることをすすめています。デュアルタスクの例は次のとおり。いわゆる「脳トレ」のように、遊び感覚で、ワーキングメモリを鍛えてみてはいかがでしょう。

  • 「ウォーキング」&「計算」
  • 「シャンプー」&「昨夜の食事を思い出す」 など

 

バランスの良い食事

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効果的な栄養素「亜鉛、ビタミンB6、マグネシウム」をバランスよく摂ることが良いそうです。

これらの栄養には脳の成長に必要な「ドーパミン」「セロトニン」など含まれています。このセロトニンには”帯状回”と呼ばれる脳部位も鍛えられる事がわかっています。帯状回を鍛えると「協調性が取りやすくなる。判断力も上がる。」などという効果もあるようで、”前頭前野を鍛えるついでに”と思えば、コスパは良さそうです(笑)

 

ちなみに、これらを含む食材の代表例を挙げておきます。

 

亜鉛】 かき、カタクチイワシしらす干し 等

【ビタミンB6】 唐辛子、にんにく、まぐろ 等

マグネシウム】 あおさ、青のり、ワカメ、昆布 等

 

ただ、毎日これらを摂るのも限界があると思います。

そんな時は、手軽に飲めるサプリがおすすめです♪

  

ディアナチュラ カルシウム・マグネシウム・亜鉛・ビタミンD 180粒 (30日分)
 

 

 

 

 

 

DNBアプリ

メンタリストDaiGoさんと弟さんが作られたアプリです。

スマホでできるアプリなので、子供がゲーム感覚でできる為おすすめです!!

ちなみに、我が子(長男)がこのアプリのトレーニングモード25問を試したところ、最初は10問くらいしか合っていませんでしたが、10分後には25問全問正解していました(^^)!


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Googleplay DNBアプリより

 

以下、アプリ説明欄より引用

 

脳トレは実は効果がない!」という研究が多く

「ゲームはうまくなるが、日常生活における機能面では何も改善されていない」

という見解が多いようです。

 

そんな中で唯一、「本当に頭がよくなる!」と言われている脳トレがあります。

 

それが「a Dual N-Back game」と呼ばれる脳トレゲームです。

 

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■ a Dual N-Back game とは?

 

「Brain Workshop」というサイトで公開されている脳トレゲームで

「N-Back課題」と呼ばれる有名な手法を用いた脳トレ

「IQを上げることが目的」のゲームです。

 

ミシガン大学の実験では

このトレーニングを一日15分、一ヶ月続けたところ

問題解決力のIQが5ポイントも上昇していたという結果がでたそうです。

 

このように

IQ、ワーキングメモリー、認知機能の向上等の効果が期待できます。

 

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