彩 diary

再婚した元シングルファザーの成長日記

マイホーム 【固定資産税・都市計画税】

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戸建ての家だと、維持費は必ずかかりますよね。

車で言う自動車税や車検のことです。

私はまだ戸建て住まい初心者なので、年間どのくらいかかるのか

簡単にまとめたいと思います。

 

 

まず、ざっくり言うと

がかかるようです。

この中で本日は、 固定資産税・都市計画税 について確認したいと思います。

 

 

 

 

 

 

                    

 

 

 

 

【固定資産税】

「毎年1月1日時点で固定資産(家や土地)を持っていたら、税金を納めてね。」というやつです。建物と土地で、固定資産税の算定方法が違いますので、それぞれ確認していきます。

 

 

≪建物≫

 

※建物は、基本的には固定資産税課税標準額=固定資産税評価額です。

 

固定資産税=課税標準額(評価額)✕1.4%

 

で算出されます。

課税標準額(=評価額)は、総務省が定める固定資産評価基準に基づき、市町村長が価格を決定しています。

一般的な住宅の場合、課税標準額(評価額)は「再建築価格方式(※)」が採用されています。

(※再建築価格方式・・・評価を行う時点で、この住宅と同じ住宅をその場所に新築するとしたら、いくらかかるか(再建築費評点)を評価基準にする方式)

 

具体的な計算式は

課税標準額(評価額)=再建築費評点数✕経年減点補正率等(※1)✕評点1点あたりの価額(※2)】

(※1:経年減点補正率・・・建築後の経過年数に応じた減価率(古くなった分を加味する為に使う係数))

(※2:評点1点あたりの価額・・・木造家屋1.05円、非木造家屋1.1円、簡易付属家1円)

 

 

再建築費評点の決定に関しては、入居してから1~3カ月程で市の担当者(調査員)が家屋調査に来られますが、あれですね。

※家屋調査では、図面確認の他、床や壁の素材、洗面台や浴室の大きさ等により、ポイント制で確認しているそうです。ポイントが高ければ高いほど、課税標準額(評価額)はアップしてしまいます。

(例)

床→合成樹脂<フローリング<タイル 

浴室→基準値160㎝✕160㎝で、それ以上(大きさは図面で確認)だとポイントアップ 等

 

 

そして、忘れちゃいけないのが、新築時の固定資産税軽減措置。

我が家は3年間、建物の120㎡までの部分については

固定資産税の税額が2分の1に軽減されます。

 

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(出典:三井不動産リアルティHPより)

 

 

つまり、最初の3年間は

 

[120㎡まで]  固定資産税=課税標準額(評価額)✕1.4%✕1/2

[120㎡超分]  固定資産税=課税標準額(評価額)✕1.4%

 

となり、4年目以降は

 

固定資産税=課税標準額(評価額)✕1.4%

 

となります。

(将来的に、住宅の課税標準額(評価額)が20万円未満になれば、課税されなくなります。)

 

 

 

≪土地≫

 

※土地は、基本的には固定資産税課税標準額≦固定資産税評価額です。

 

土地は、山林や畑、宅地などの現況地目(実際の用途)ごとに計算されます。

住宅用地(宅地)の評価額は地価公示価格の70%程度を目途に決められています。また、住宅用地(宅地)には課税標準の特例があります。

この特例は、小規模住宅用地と一般住宅用地とで、軽減率が異なります。

 

・小規模住宅用地

 住宅一戸あたり、200㎡までの部分に対する課税標準額が6分の1に軽減される

  固定資産税=課税標準額✕1/6✕1.4%

 

・一般住宅用地

 小規模住宅用地以外の住宅用地で、住宅一戸あたり200㎡を超える部分の課税標準額(評価額)が3分の1に軽減される。

 固定資産税=課税標準額✕1/3✕1.4%

 

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(出典:三井不動産リアルティHPより)

 

 

≪例≫ 

土地の固定資産税課税標準額1,500万円、土地面積250㎡、住宅用地 だった場合の、土地の固定資産税は?

1,500✕200/250✕1/6✕1.4% + 1,500✕50/250✕1/3✕1.4%

4.2(万円)/年

 

 

 

(※住宅を新築した場合、最初に1度だけ、「不動産所得税」がかかります。これも土地・建物、それぞれ「税額軽減特例」があります。この金額を差し引いたものが固定資産税として計上されます。)

 

 

 

 

都市計画税

「毎年1月1日時点で、市街化区域に土地や家を持っている人は、都市計画事業(道路・公園・上下水道整備等)に充てたいから税金を納めてね。」というやつです。

この都市計画税の使途については、市役所のHPにアップされていたります。

 

我が家は市街化区域の為、払わないといけません・・・(-_-;)

 

税額の計算方法は

都市計画税課税標準額✕0.3%

 

です。

ただし、土地部分に関してのみ、土地の固定資産税課税標準の特例と同様の区分で、軽減の特例があります。

 

・小規模住宅用地(200㎡以下の部分)・・・課税標準額✕1/3

・一般住宅用地(200㎡超の部分)・・・課税標準額✕2/3

 

つまり、

≪例≫

土地の固定資産税課税標準額1,500万円、建物の固定資産税課税標準額1,000万円、土地面積250㎡、住宅用地  の場合

 

課税標準額(建物)=1,000万円

課税標準額(土地)=1,500✕200/250✕1/3 + 1,500✕50/250✕2/3 =600万円

都市計画税=(建物課税標準額1,000+土地課税標準額600)✕0.3%

     =4.8万円/年

 

となります。

 

 

 

 

◆納付時期◆

4~6月頃に各市町村から納付書が届き、納付する流れとなります。

一括 または 4回に分けて支払い のどちらかとなり、各市町村によって違います。

 

 

 

 ざっくり計算しただけですが

年間10~15万円程はかかりそうな様子です。

気が重い・・・

 

 

 

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