彩 diary

再婚した元シングルファザーの成長日記

小学生のおこづかい管理で、将来借金地獄になるかが決まる?!

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子どもを持つ親なら、誰もが一度は「おこづかい」について

悩んだ経験はあるのではないでしょうか。

 

我が家は、現在進行形で悩んでいます(笑)

 

ちなみに、現在の我が家は

●テストで100点を取ったら50円(テストの難易度によっては、10円だったり30円だったり)

●手伝ってくれて、私なり妻が「助かった」と思ったら、その時にその気持ち分をあげる

●一番下の子は、夕飯を残さず1週間完食出来たら100円

 

といった感じです。

つまり、定額制ではありません。

学校が休校中の時は、『条件付き(ちゃんと夜は9:30には寝る、などのルールを1週間守れたら)で毎週末に100円お小遣いをあげる』ようなことをしていましたが、学校が始まると、その制度は廃止にしてしまいました。

 

試行錯誤の末、一旦は現在のルールで落ち着いています。

 

でもこの「おこづかい」は奥が深いです(^_^;)

 

最近では、給付金10万円を子どもの金銭管理を養うために

株をさせてみる家庭もあるそうですね( ̄▽ ̄;)

 

アメリカでは「ノージョブ・ノーマネー」という考えがあるようで

実に8割以上のご家庭が、定額制のお小遣いではなく「お駄賃制(報酬制)」を採用しているそうです。

子どもの頃でも、お手伝いをしないとお金がもらえなかったり

中には近所の芝刈りや犬の散歩などを請け負うアルバイトなどを行う強者もいるようですね(゜-゜)

そうして手に入れたお金ですが、ゲームなどの好きな物はもちろん、文房具などの必要雑貨も、自分のお金から購入する教えが浸透しているようですね。

アメリカの影響を受けやすい日本ですから

徐々に日本の教えもそうなっていくんですかね(^_^;)

 

話は少し脱線しましたが

この「おこづかい」、どうするのが一番良いのでしょうか。

少し調べてみましたので紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

皆はどれくらい「おこづかい」をもらっている?

 

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お小遣いですが

 

小学生:約80%

中学生・高校生:約90%

はもらっているようです。

 

平均金額は

小学1、2年生(低学年)553円

小学3、4年生(中学年)860円

小学5、6年生(高学年)1,370円

中学生 2,513円

高校生 5,651円

 

となっているそうです。(金融広報中央委員会の調査より)

 

タイミングは、進学・進級などの区切りのタイミングが多いそうです。

未就学児へは「まだ早い」と考え、お金の価値をある程度わかるようになってから、お小遣いをあげるご家庭が多いようです。

 

 

金銭感覚を養う「おこづかい」のあげ方

 

大きく分けると、お小遣いには2つのタイプあり、決まった時期に決まった金額を与える“定額制”と、手伝いをしたり頑張ったりしたご褒美として与える“報酬制”があります。

 

 

◆定額制

 

定額制についても、例えば学年によって自動的に金額が増えていくことはオススメできません。

「お金は、何をしなくても段々多くもらえるもの」という感覚が身に付いてしまう可能性があるからです。

(それが誤解なんだとわかっていれば、個人的にはいいと思いますが(^_^;))

また、学年が上がるタイミングで本人の行動も変わっている(向上している)かがポイントといいます。本人からのアップ交渉を取り入れても良いでしょう。結果、上げるか上げないかに関わらず、上げて欲しい気持ちを親にプレゼンすることも、立派な経験です。プレゼンしたことで、子どもの意外な気持ちに親が気付く場合もあります。

お小遣いのアップ交渉は積極的に受けていくと良さそうです。

 

◆報酬制

 

考え方にもよりますが、家のお手伝いをした時にお小遣いをあげるのは基本的にNGです。

お手伝いは家族の一員として当然行うことであり、その都度お小遣いを与えると「お小遣いがもらえるからやる・もらえないからやらない」という意識が芽生える可能性が高いからです。

(↑ まさに我が家の長女です(笑))

報酬制を取り入れたいなら、普段行わないような大変な手伝いをしてくれた時や、勉強や運動などですごく頑張ったと感じた時に特別感を出すためにあげる方が良いそうです。

 

定額制・報酬制 どっちがいいの?



定額制・報酬制にはそれぞれメリット・デメリットがあります。

調べた中でのオススメは、定額制にした上でボーナス的に報酬を取り入れることです。

どのように渡すかは、親子でしっかり話し合い、お互いが納得する形を決めるといいですね。

 

「おこづかい」をあげる期間は「短く」が良い

 

定額制の場合ですが、1カ月に1度よりも、10日に1回、週に1回などがいいそうです。特に年齢が小さい内は、月に1回のお小遣いは次が待ちきれなくなってしまいます。我慢を覚えさせるにしても、使ってしまったら次まで1ヶ月もらえないとなると我慢しきれなくなってしまいます。「1週間経ったらまたもらえる」というワクワク感も大切なので、あげるスパンは短めの方が良さそうです。

 

使い道は本人に任せる

 

子どもにお金の使い道を任せると、大人から見たらくだらないものや不要だと思うものを欲しがることもあると思います。しかし使い道はあくまで本人に委ねます。また、使い過ぎて失敗してしまった時も責めてはいけません。

どうして失敗したのかをよく話し合い、次は失敗しないためにどうしたら良いかを考えさせる良い機会となります。

 

これはNG!!おこづかいのあげ方

 

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必要な時に必要なお金を渡す

 

必要な時に必要な分だけお金をあげていると、自分でお金を管理する必要がなく、金銭感覚が養われなくなります。「お金は計画的に使う。使ったらなくなるもの」という認識は、自分でお金を管理することで培われます。

 

前借りをさせる

 

「今欲しいものにお金が足りないから貸してほしい」と言ってくる場合もあるかもしれません。前借りを覚えると、計画性のないお金の使い方をする可能性が高くなり、また人から借りれるという感覚が兄弟姉妹や友達間での貸し借りにつながる可能性があります。

お金が足りない時は我慢を覚えるチャンスであり、頑張ってお金を貯めて欲しいものを手にすることの喜びを知ることにも繋がります。そうしたお金の大切さがわかると、物を大切にするようにもなります。心を鬼にして前借りは拒否した方が子供の為です( `ー´)ノ

 

 

これからの時代、子ども自身に金銭感覚が養われていないとヤバい理由

 

キャッシュレス化が急激に進む中、子どもへのお金教育は急務です。

子どものうちからきちんとした金銭感覚、やりくり力を身につけさせてあげないと

将来借金地獄に陥ってしまうかもしれません。

キャッシュレス決済はとても楽ですが、「限りなく使える!」と勘違いしやすいデメリットあります。

確かに私も、現金で支払うよりもクレジットカードで支払った時の方が

「お金を使った」という感覚が鈍ってしまいます。

自分の財布から現金が出ていかないだけで、お金の重みも軽くなってしまうように感じます。

この「現金の重み」を知らない子どもが増えると、危機感を覚えてしまいます。

カードでピッ!と簡単に決済できることが、子どものお金に対する意識を低くしてしまうこともあります。

小学生のうちに、お金の重み、お金との関わり方を学ぶために、ファイナンシャルプランナーのたけやきみこさんは、こちらの雑誌で「KANRI箱」を使うことをオススメされています。

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AERA with Kids (アエラ ウィズ キッズ) 2018年 冬号 [雑誌]

 

子どもがお金を管理できる、KANRI箱とは?

 

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https://dot.asahi.com/S2000/upload/2018122700016_1.jpg

 

「KANRI箱」は、100均ショップなどで見かける、仕切りのついたボックスで簡単に作れます。

「マンガ・本」「お菓子」など、子どもがよく買う費目を仕切りで分けて、おこづかいを予算配分。費目は、親と相談しながら子どもに合わせて決めるとスムーズです。

費目が決まったら、次のおこづかいまで、子どもはこの予算の中でやりくりします。

買い物をしたら、お釣りを同じ費目にすというシンプルな仕組みながら、子どもの金銭感覚をどんどん磨きます。

「KANRI箱」には、次のメリットがあるそうです。

 



メリット① おこづかい帳より楽!!

 

おこづかい帳の記帳をルールにする家庭は多く見られますが「記帳」という行為が、それだけで子どものハードルが上げてしまいます。でも、これなら決まった位置にお金を出し入れするだけ。低学年の子どもも無理なくやりくりを学べます。

 

 


メリット② 残額が一目瞭然


「昨日お菓子をたくさん買っちゃったから、今月お菓子に使えるお金はこれだけだ……」。お財布に一括状態で管理するより、「KANRI箱」なら「何に、あといくら使えるか」が一目瞭然です。

 

 

メリット③ 「予算」から先を見通す力が養える


「KANRI箱」は、「今月、お菓子の予算がピンチだから、本の予算から100円移しちゃおう」という行為はNG。

次のおこづかいまで、予算内でなんとかやりくりするのがルールです。

するとこの経験が生きて、次のおこづかいの時に「先月はお菓子代が足りなくて苦しかったから、今月はお菓子の予算をもう少し高くして、その分、本を減らそう」と子どもなりに「予算配分」を考えるようになります。

これが、自分の買い物の傾向を知り、先を見通す力につながります。

 


メリット③ モノの値段に敏感になる


大好きなマンガも、発売から少し我慢すれば中古で安く買えることなど、モノの値段や賢いやりくりに敏感に。需要と供給のバランスを、肌で感じることができるのです。

 

 

「KANRI箱」で子どもたちが体験することは、どれも学校では教えてくれないことばかり。

 

たけやさんいわく、
「決められた予算内でのやりくり力が身についていれば、中学校に上がるころには、ひとつのお財布の中でお金の管理ができるようになります。それがきちんとできれば、電子マネーを使うようになっても、失敗はしないでしょう」

とのことです。

 

 

  

 

最後に・・・

 

我が家のルールと、今回オススメされているルールは全く別物でした。

どっちがいいかは、正直子どもの性格にもよると思いますが

取り入れられるところは取り入れようと思います♪

また、我が家の上2人のお金管理は、長男はしっかりしているのですが

長女は「もらったらもらった分だけお菓子やおもちゃを買う!!」タイプなので

長女にこのKANRI箱はうってつけだと思いました。

KANRI箱なら、家にあるものでも工作して作れそうですし

ぜひ今度作ってみたいと思います(^.^)

 

 

 

 

 

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